ハワイアン航空では、お体の不自由なお客様に同行する介助動物を無料で受け入れております。このページでは、介助動物に関する規制および必要な書類についてご説明いたします。介助動物、感情支援動物、精神的補助動物を連れてのご旅行に関する特定の航空会社規定については、介助動物のセクションをご覧ください。
介助動物の必要条件
身体障害者として認定された体が不自由な方の日常生活を支援するために訓練された動物が介助動物です。お客様と介助動物が以下の条件を満たす場合には、犬、猫、時には鳥などの介助動物を客室内にお連れいただけます。
- 介助動物には、その動物が認定された介助動物であることを証明する専用ハーネスまたはハーネスに付けられた標識、タッグ、ID カードまたは証明書が必要となります。
- 介助動物はしっかりとハーネスまたは紐でつなぎ、常に監督の目が届くようにしてください。これらの注意事項が守られていない場合、ハワイアン航空ではご搭乗を拒否させていただくか、機内から介助動物を連れ出すことがあります。
ハワイアン航空には、介助動物が提供するために訓練を受けた能力について、お客様にお伺いする権利があります。
注意:安全上の理由により、訓練を修了していない介助動物を輸送することはできません。
感情支援動物および精神的補助動物
すべての介助動物が特殊な能力を目的として訓練されているわけではありません。ハワイアン航空では、感情支援動物および精神的補助動物の機内へのお持ち込みも受け入れております。感情支援動物および精神的補助動物の受け入れには、以下の書類をお持ちいただく必要があります。
出発予定日から1年以内の日付がある、担当精神科医または主治医からの手紙。この手紙には、以下が明記されている必要があります。
- お客様が「精神障害の診断と統計マニュアル、第4版(DSM IV)」に分類される身体および精神障害をお持ちであること
- 航空機でのご旅行または目的地での行動に、同行する感情支援動物および精神的補助動物が必要であること
- 診断を下す医療関係者は医師免許を持つ精神科医であり、お客様の治療を担当していること
- 精神科医の免許の日付および種類、免許が発行された州または管轄
目的地はどちらですか?
介助動物に関する法律や規定は行き先によって異なります。これには入国に関する必要条件や健康診断書が含まれます。たとえば、ハワイではすべての動物がオアフ島ホノルル市にある空港動物検疫所を通過しなければなりません。つまりハワイアン航空では、アメリカ本土からオアフ島以外のハワイ諸島へ直行する便で、動物を輸送することはできません。
国内線
介助動物をお連れになる米国の州に適用される法律、関税規制、政府の規制、必要条件および規制を守ることは、お客様の責任です。以下は各州の政府ウェブサイトの一例です。
- アリゾナ州 (PHX): Arizona Department of Agriculture (アリゾナ州農務局){0}
- カリフォルニア州 (SMF、SFO、LAX、SAN、SJC): California Department of Food and Agriculture (カリフォルニア州食品農業局){0}
- ハワイ州 (全島): State of Hawaii Department of Agriculture (ハワイ州農務局){0}
- オレゴン州 (PDX): Oregon Department of Agriculture{0}
- ネバダ州 (LAS): Nevada Department of Agriculture (ネバダ州農務局){0}
- ワシントン州 (SEA): Washington Department of Agriculture (ワシントン州農務局){0}
国際線
国際線では、介助動物をお連れになる国に適用される法律、関税規制、政府の規制、必要条件および規制に準拠する必要があります。以下は各国の関連する政府ウェブサイトの一例です。
- タヒチ (PPT): ハワイアン航空は、政府発行の輸入許可がない限り、タヒチ (PPT) への動物の輸送は禁じられています。詳しくは、Service du développement rural de Polynésie française (仏領ポリネシア動植物防疫機関) までお電話 ((689) 42-81-47) でお問い合わせください。
- アメリカ領サモア、パゴパゴ (PPG): ハワイアン航空では、「狂犬病の清浄国」に指定されている国で生まれた動物であり、アメリカ領サモア農務省の輸入許可書がある場合に、動物をパゴパゴへ輸送いたします。輸出許可書のコピーは動物に取り付けてください。米国で生まれた犬と猫をアメリカ領サモアへ輸送する場合は、ホノルルの動物検疫所において少なくとも 120 日間隔離されます。
- シドニー、オーストラリア/その他の国: ハワイアン航空では動物の輸送を行っておりません。
お座席について
介助動物を機内にお連れになる場合、安全上の規制がいくつかありますのでご了承ください。機内にて、以下の場所を介助動物のために使うことは禁じられています。
- お座席の上
- 非常口列
- 通路または緊急の際に避難路の障害となる場所
介助動物は、隣接するお客様のスペースを侵害することなく膝の上に乗せられるか、お座席の下の収納スペースに収まる程度に小型である必要があります。
介助動物がお座席の下の収納スペースに収まらず、隣接するお客様の足元のスペースまで必要になる大きさである場合は、次のいずれかの手段があります。
- 大人一人分の運賃でお座席をご購入ください。ただし出発当日に機内に空席がある場合、ご購入いただいたお座席の料金は払い戻されます。
- または、介助動物を受託手荷物としてお預けください。料金はかかりません。
ご予約について
機内に感情支援動物および精神的補助動物を連れて旅行される場合、または介助動物を連れて旅行される場合は、出発時刻の48時間前までにハワイアン航空(旅客)日本総代理店までお電話でご連絡ください。
またお客様と介助動物に適したお座席をご用意できますよう、一般のお客様より1時間早く搭乗手続きをお済ませください。