カミソリ、果物、リチウム電池、このような物は Hawaiian Airlines の機内に持ち込めるものでしょうか。その答えを知らないお客様も意外と多いようです。
米国連邦法と航空業界の規制に従い、お客様と搭乗員の安全を守るため、Hawaiian Airlines では機上に持ち込めない品目の規定を設けています。
以下に、機上に持ち込める品目と持ち込めない品目についてご説明いたします。ただし、すべての品目が含まれているわけではありませんのでご注意ください。制限品目に関する最新情報および制限品目の詳細な説明については、Transportation Security Administration (TSA) のウェブサイト{0} をご覧ください。
先ほどのカミソリ、果物、リチウム電池ですが、その答えは、状況によって可でも不可でもあります。
次に挙げる品目は、受託手荷物としても、機内持ち込み手荷物としても、お取り扱いできません。
- 酸化性物質、アルカリ電池および湿電池。ただし Hawaiian Airlines の 運送約款第 100 条に規定された場合を除く
- 警報装置付きのブリーフケースおよびアタッシェ ケース
- キャンプ用コンロのカセット ボンベおよび ガソリン式器具。これには可燃性の液体燃料またはその他の危険物を含む、新品または使用済みまたは部分的使用済みのキャンプ用コンロまたはキャンプ用器具が含まれます。
- プリンターまたはトナーのカートリッジ
- 腐食性物質または Hawaiian Airlines が機体に損傷を与える可能性があると判断する危険物質
- 爆発物、高圧ガス、リチウム電池などの危険物質を含む電気ショック武器 (スタンガンなど)
- 爆発物、 弾薬、 花火および発炎筒
- 梱包方法に関わらず、すべての種類の魚介類発酵製品
- 可燃性固形物 (硫化燐マッチなどの発火性物質)、トーチ式ライター、グリル/暖炉点火用ライター、小型トーチおよび吸収剤の入っていないオイルタンク式ライター。規定の承認済み容器に対する特例に適合する場合を除き、受託手荷物の中にマッチとライターを入れることは禁止されています。
例外:安全マッチ 1 束またはライター 1 個 (ガスまたは吸収剤入り) は (身につけて携帯または手荷物で携行して) 機内にお持ち込みいただけます。
- 密封され、個別に真空パックされた、過マンガン酸カリウム入りの食品保温用パウチ
- 洗浄してあるかないかに関わらず、新品または使用済みまたは部分的使用済みの燃料容器またはガソリン容器
- ホバーボード – 自律バランス型の二輪式個人用運搬スクーター
- キャンプ用コンロのカセット ボンベなどのガス。これにはライター、暖房用燃料、ライターのリフィル、ライターの燃料などの可燃性、非可燃性、有毒性の引火性液体が含まれます。
- ハンド ウォーマーおよびトゥー ウォーマー
- チェーンソーなどの発動機を搭載する機器
- 機内の装置を妨害するもの*
- 電球 (すべての種類)
- 強磁気性物質
- 水銀などの酸化性物質
- 個人用圧縮酸素入り容器、缶入り酸素、レクリエーション用酸素 およびフレーバー酸素など
- 水性、油性を含むペンキ類
- セグウェイ「Human Transporter (自立型 2 輪電動スクーター)」 (HT)。 電動補助器具としてご使用になる場合を除きます。
- トウガラシ スプレーや催涙スプレーなどの護身用スプレー (ただしこれらに限定されない)
例外:身分証明書を提示する警察官がスプレーの所持を申告する場合は、スプレーを受託手荷物に含めることができます。スプレーの容量は法規定 (容量 118 ml または 4 fl oz) 以内であり、中身が偶発的に漏れるのを防ぐため保護容器に入れるか適切に梱包されていなければなりません。
- 保温用飲料容器
- 自然発火性物質
- 水と接触すると引火性ガスを発する物質
- 受託手荷物としてのみ制限品目である発泡スチロール製容器 (外部容器または外箱に梱包されている場合は除く)
- スイングレス ゴルフ クラブ
- タイヤ (自動車、RV、オフロード カー搭載用のすべての種類のタイヤ)
- 医療機関またはリサーチラボ用のすべての種類のワクチン
* 機内の装置を妨害するもの:: 機上の安全を確保するため、Hawaiian Airlines は飛行機に搭載された操縦設備を妨害するおそれのあるいかなる機器の持ち込みも許可いたしません。空港の顧客サービス係員および客室乗務員には、次のような権限があります。
- 機器や対象物の使用を止めるよう要請する、または
- 飛行中没収する
Hawaiian Airlines では、機内持ち込みまたは受託手荷物を問わず、Transportation Security Administration (TSA){0} が不可と判断するいかなる品目も受け入れることはできません。また、米国連邦法または州の規定に違反する品目もお預かりできません。詳しくは、TSA.gov{0} をご覧ください。
さらに、Hawaiian Airlines では、米国運輸省 (DOT) の 危険物{0}規則 (49CFR の 171 ~ 177)、国際民間航空機関 (ICAO) の危険品安全空運技術指令、および機内持ち込み手荷物および受託手荷物に関する IATA 危険物規則書 (ドライアイスに関する例外は運送約款第 190 条 (A)(3)を参照) に記載された品目をお預かりすることはできません。
制限品目について詳しくは、Domestic Contract of Carriage (国内線運送約款) または International Contract of Carriage (国際線運送約款)(英語) をご覧ください。
次に挙げる品目は、条件を満たしている場合に限り、受託手荷物または機内持ち込み手荷物としてお取り扱いいたします。
箱入りパイナップルまたはパパイヤ 重量が 4.5 kg (10 ポンド) 以内であり、農産物検査を通過した場合にお預かりいたします。ハワイ発北米行きの便では、お客様お一人様につき箱入りパイナップルまたはパパイヤを 1 箱無料でお預かりいたします (スペースの空き状況によっては、お預かりできない場合がございます)。
電子タバコ、電子葉巻、電子パイプなどの電子喫煙具は、受託手荷物に入れることはできません。必ず機内持ち込み手荷物にお入れください。
電子的に熱を発生する器具 (ダイビング用ヘッドランプやはんだ付け装置などの電池搭載装置) は、機内持ち込み手荷物としてのみお取り扱いいたします。輸送中の偶発的作動を防止するため、発熱部分または電池は取り外していただきます。
個人用の空気清浄機および電動空気清浄システムは、機内持ち込み手荷物および受託手荷物としてお取り扱いいたしますが、機内でのご使用はご遠慮いただきます。
携帯用加湿器は、機内持ち込み手荷物および受託手荷物としてお取り扱いいたしますが、機内エンターテインメント システムの USB ポートを電源にすることはできません。
げっ歯類の動物 (モルモット、マウス、ハツカネズミなど)、うさぎ、ニワトリ、鳥類、爬虫類 (ヘビ、カメなど) または魚類は、Hawaiian Airlines の係員が事例ごとに介助動物、感情支援動物、精神的補助動物としての条件を満たしていると事前に判断した場合にのみ、お取り扱いいたします。それ以外の場合、機内持ち込み手荷物または受託手荷物としてこれらの動物を受け入れることはできませんのでご了承ください。
予備のリチウム電池またはリチウム イオン電池は、漏電しないようにコインやカギ、アクセサリーなどの金属から遠ざけて梱包し、機内持ち込み手荷物として携行する場合に限り、機内にお持ち込みいただけます。予備の電池は購入したときのパッケージを解かないでください。購入したときのパッケージが解かれている場合は、端末にテープを貼るか、電池保護ケースやビニール袋に入れてください。
道具箱は、中が空の場合にのみ機内手荷物としてお持ち込みいただけます。危険物リストに記載されていない工具類が収納された道具箱は、受託手荷物としてお預かりいたします。手荷物に関する規定および制限が適用されます。
包装されたギフトは、空港手荷物の検査システムの荷物 X 光線審査を通過し、武器や爆発装置でないことが証明されている場合にのみお取り扱いいたします。
制限品目について詳しくは、Domestic Contract of Carriage (国内線運送約款) または International Contract of Carriage (国際線運送約款) (英語) をご覧ください。
没収品について
不測の事態もあり得ます。TSA は、上記の品目が破損している場合には没収せざるを得ません。あるいは、TSA の規則に従ってお客様のお荷物から取り出したものについて、Hawaiian Airlines は責任を負いません。ただし、TSA では没収品に対する返還要請手続きを設けています。返還要請手続きについては、直接 TSA{0} にお問い合わせください。